店舗開業での居抜きのメリットとデメリットとは?

店舗の居抜き物件は初期費用を抑えるためにはとても有効なものですが、デメリットもあります。ここでは、居抜き物件のメリットとデメリットについて説明していきます。

居抜き物件のメリット

なんといっても初期投資費用面で大きなメリットがあります。

居抜き物件は初期費用が抑えられる

初期費用が安く済むことが、居抜き物件の一番のメリットです。特に、飲食店は新規の場合、小さな店舗でも2000万~3000万円がかかるといわれています。設備に莫大な費用がかかるところを、居抜きで設備をそろえることで、費用をかなり安く抑えることが可能になります。初めて飲食的を開業する方は、居抜きから始めることをお考えになると良いでしょう。

短期間で開業が可能である

内装や設備が付いているため、工事期間も軽減できます。

状況によっては以前のお客様の集客が望める

業態、業種によっても異なりますが場合によっては、以前入っていたテナントのお客様が顧客になってくれることがあります。

居抜き物件のデメリット

居抜き物件は同じ業態の設備や内装などをそのまま活用します。そこに、デメリットも発生します。

居抜き物件は以前の店舗の影響がある

もともとの設備や内装をそのまま使用することで初期費用を抑えるのが、居抜き物件で開業するメリットです。しかし、物件ありきで開業を目指しますから、自分の理想の店づくりができない可能性があります。また、美容室など、同じ業種の店舗を開業する場合は、以前の店舗のイメージが強く、「成功しなかったお店」という、悪いイメージが固定されている場合があります。オーナーのイメージが打ち出しにくく、新しいお店のサロンコンセプトが反映されにくいことも考えられます。

テナントを探す場合、スケルトン渡しだとしても、以前サロンが入っていた場所は避けるのが無難です。以前出したお店がすぐつぶれてしまう場所というイメージがついているテナントもありますので、必ず、事前の調査は行うのが良いでしょう。

居抜き物件は設備の老朽化など、かえって費用がかかる場合がある

設備に問題があったり、自分が思う内装にするために、内装費、追加工事などにかえって費用がかかる場合もあります。

契約する前には、細心の注意を払い、チェックしてください。

特に、空調、ボイラーなどの店舗設備は5年経過すると老朽化してくるといわれています。安くあげようとして居抜き物件にしたのに、高く費用がかかることは避けるようにしましょう。

居抜き物件は以前の設備をそのまま活用できるため、初期費用が安く済むことにメリットがあります。しかし、設備の老朽化でかえって費用が嵩む場合や、以前入っていた店舗のイメージが付きまとうなど、デメリットがあります。

居抜き物件は一般的には造作譲渡とも呼ばれます。設備や備品などを引き継ぎますので、通常の物件取得費用とは別に、造作譲渡費用が必要になる場合がありますので、居抜き物件では、何が譲渡されるのか、その際の金額などについて、確認する必要があります。

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