店舗に設置される家具や器具などを什器と言います。

店舗内装の什器の選び方次第で、商品の見栄えが良くなります。また、良い什器により、雰囲気を良くし、お客様の購買意欲を高める事ができます。ここでは、良い店舗内装に必要な良い什器の選び方について説明します。

什器とは?

『什器』とはあまり聞きなれない言葉ですが、店舗内に商品などを陳列・設置するための器具・器材のことを什器と言います。

一般的には、テーブル、ラック、ショーケース、アクリルボックス、ゴンドラ、ガラスケース、パイプハンガーなど商品をディスプレイするためのもの全般を什器と言います。また、机・イス・収納棚といったオフィスを構成する家具・道具・器物はオフィス什器と言います。

店舗の什器は見えるものでなく、魅せるもの

店舗に必要な什器を選ぶ時にデザイン性を優先して選びがちです。しかし、什器は本来、商品を魅せるための補助的なものです。什器が目立ってしまい、商品が見劣りしては本末転倒です。そこで、什器選びは、機能性や安全性、店舗のコンセプトや雰囲気を演出するものを選びましょう。

店舗に必要な什器選びのポイントとは?

什器を選ぶ際に『見た目』『価格』『サイズ』だけで購入してはいけません。店舗で本当に必要な什器を選ぶポイントを知らなければ、購入しても使用できない場合もあります。そこで什器選びの大切なポイントをまとめました。

耐荷重を確認する

什器は展示する商品を置くだけでなく、その重さに耐えるものを選ぶ必要があります。どのくらいの商品の数量と重量を載せるか考えて、什器を選ばなければいけません。

安全性を確認する

什器の安全性も大切なポイントです。ガラスケースは人が寄りかかり、体重を乗せても割れないものを選びましょう。小さなお子さんが来店する店舗などでは、什器の凹凸の部分で怪我をしないものを選ぶか、凹凸の部分を補修しましょう。また、地震などの災害に対しても安全な什器を選ぶことをおすすめします。

移動できるものを選ぶ

店舗レイアウトの変更は、店舗内の雰囲気を変え、季節ごとでのキャンペーンを行うために必須になります。そのため、備え付けの什器以外、店舗内のディスプレイやレイアウトを変更しやすい什器を選びましょう。また、店舗の初期段階の設置場所だけでなく、将来的な使いやすさも考えて、什器を選びましょう。

店舗に合う什器が見つからない時には

店舗に合う什器を探すため、多くの店舗をまわり、ネットで探すなどしても、あなたの希望にピッタリと合う什器を見つけることはかなり困難です。また、既製品だけでは、店舗の設置場所に合う形やサイズ、使用用途に合うデザインが見つからない場合もあります。もし、希望の什器が見つからない場合は、店舗内装業者や什器制作業者へ依頼し制作する方法もあります。

店舗の雰囲気づくりに大切な良い什器を選ぶためにも内装業者や什器制作業者など、プロに相談することをおすすめします。

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