居酒屋と一言で言っても多様な種類があります。提供したい料理のジャンル、こだわりの食材や、そろえるお酒の種類など、魚、鶏肉、野菜など、どんなメニューを売りのするのか、店の「ウリ」「こだわり」を何にするのか、どんなお客様に来てほしいのか、などコンセプトを明確にする必要があるのです。開業したい居酒屋のスタイル、コンセプトを明確にすることで、店舗デザインもまた明確になっていくのです。

ここでは、居酒屋の店舗デザインはどのようにしたら良いのか、について説明していきます。

居酒屋のコンセプトを決める

居酒屋のみならず、飲食店を開業するには、明確なコンセプトを作り上げることが成功の第一歩になります。店舗デザインの前にまず下記を順番に明確にしていきましょう。

  1. どのような場所にするか立地を考える。
  2. どのような層をお客様とするかを考える(メインターゲットを考える)
  3. 年齢層は?男性メインか女性メインか?など
  4. 来店目的を考える(どんな風にお店で過ごしてほしいのか考える。)
  5. 客単価を想定する。
  6. メインのメニューのコンセプトとメニューを考える

上記を明確にすることで、どんな店舗デザインにすればよいのかが見えてきます。

居酒屋のコンセプトに沿って店舗デザインを考える

お店のコンセプトが明確になったら店舗のデザインを考えていきます。以下にコンセプトに沿った例を挙げます。

にぎやかな大衆酒場

カウンターは立ち飲みにする。のれんは縄のれん。など、懐かしい昭和レトロな感じで、気兼ねなく入れる雰囲気を演出する。

おいしい海鮮料理と日本酒のお店

清潔感のある木目のイメージ、白木のカウンターを設えて、シンプルで明るく、漁港のイメージを加えて新鮮な魚を提供するお店らしくする。

台湾風中華居酒屋

雑多でにぎやか、異国情緒あふれる台湾屋台風な雰囲気を醸し出した居酒屋。入口あたりに、蒸籠(せいろ)で蒸し物をしているのが見えるようにする。(台湾料理の名物である粽や、小龍包などを提供しているのが外からもわかるように。)担仔麺など小ぶりのどんぶりで提供する麺類を作るところが見えるようにし提供できるようにしたい。

など、お店の売りとなるところがわかりやすいような店舗デザインにしましょう。

上記に挙げたように、コンセプトを明確にすることで、店舗デザインが明確に見えてきます。

業種毎の店舗デザインについて

各業種の店舗デザインについて、下記のページの記事をクリックして、お読みください。

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