ドアはお店の顔ともいえる場所です。第一印象として、お店のイメージ、個性を表現できるポイントでもあります。
ここでは、店舗デザインとして、見た目と、形の両方の観点から、ドアのデザインについて、説明していきます。
ドアのデザインはまず何を考えるか
店舗のドアは、まず、注目を集め、且つ、ここが何を提供するお店なのか?を、明確にアピールできていることがポイントです。また入りやすい雰囲気作りも大切です。
ドアを設置する際のポイント
日本人の約89%は右利きと言われています。そのため右利きの人に合わせたドアを設置するように、考慮しましょう。
- 入口のドアが引き戸の場合は、向かって右側に引くようになっているのが、右利きの人には使いやすい
- 入口のドアが手前に引いて入るドアの場合、ドアノブ(取っ手)が左にある方が、右利きの人は使いやすい。(押して入る場合はあまり関係が無い。)
ドアのサイズ
一般的なドアのサイズは、幅が600㎜~900㎜、高さが200㎜~2050㎜程度と言われています。しかし、入口のドアに高級感を持たせたい場合は、サイズを大きくすることをおすすめします。
ドアの重さについて
ドアは重いことが、思いのほか誘客に影響を与えます。豪華でも重すぎるドアは、あまり良いとは言えません。また、ドア自体が重くなくても、メンテナンスが悪いために、ドアが開きにくくなっている場合も注意が必要です。その他、空調に問題があり、ドアが重く感じられる場合があります。これは吸排気のバランスが悪く、排気が強く、吸気が弱いときに発生します。もしドアの開閉を重く感じる場合は、空調もチェックしましょう。
ドアは、お店の顔であり、お客様が入ってくる重要なポイントです。見た目のデザインだけではなく、気持ちよく開け閉めできることにも注意してデザインしましょう。
店舗デザインの要素について
店舗デザイン各要素のポイントについて、下記のページにあります。 クリックして、お読みください。