店舗デザインにおいて、照明は大変、重要な要素です。照明のデザインが悪いと、内装が素晴らしくても、その良さが生きてきません。

ここでは、店舗デザインにおいて、照明をどのように考えていけばよいのかを説明します。

店舗内の「配灯」を考える

配灯とは、店舗デザインの場合は、自店のコンセプトに沿って、照明の演出、器具の選定等をしたうえで、建築空間に合った照明計画を行って、照明器具を店舗内にレイアウトする事です。この配灯の計画をしっかり立てることが、お店の照明を売り上げアップにつなげる第一歩なのです。

照明は、お店のコンセプトに合わせてデザインする

照明は、お客様にそのお店でどうすごしてほしいか?を考えることで、どのような照明にするかが決まってきます。

「ゆったりと過ごしてほしい」少し高級なレストランと、「軽く食事をするお店で早く提供し、滞在時間も短い」カジュアルなダイナーでは、自ずと選ぶ照明や照明の配置の仕方などが変わってきます。

照明は、商品の「色」を左右する

照明は、商品の色に大きく影響を与えます。飲食店では提供する食事がおいしそうに見える照明でなくてはいけません。また、宝石店、アパレルショップ、インテリアショップなどは、色の正確性が大切です。

商品の色がお店で見たものと、購入して家で見るのと、異なると大変です。内装のデザインとしての照明だけではなく、大切なお店の商品の見え方をよく考えた照明を選び、トータルに考える必要があるのです。

業種別の照明

飲食店の場合の照明の店舗デザインのポイント

活気がある会話の弾むお店の照明は、空間全体を明るくすると人間は動きが活発になるため、全体的に明るくします。光の色は白色の直接光にすることで、開放的で明るい雰囲気づくりができます。ゆったりとした食事をする飲食店の演出には、少し暗めにし、暖色系の光を使い、間接照明にすると良いでしょう。柔らかい光を使うことで、ゆったりとしたくつろいだ雰囲気になります。

美容室やエステなどのサロンの照明の店舗デザインのポイント

美容室、エステ、ネイルなどのサロン系の店舗は、非日常の雰囲気を感じさせるような店舗デザインが望まれます。照明によって、非日常性を演出することができるのです。

また美容室では、スタッフが作業をしやすいように、手元を照らす照明が必要ですし、カラーリングのチェックが正確にできるような照明を選ぶことが大切になります。カットスペースも椅子の間隔に合わせて、灯りの調整が必要です。

照明は、店舗デザインにおいて、大変重要な要素です。店舗の業種、業態、コンセプトに合わせて、必要な照明器具を選び、上手に配置することを留意しましょう。

店舗デザインの要素について

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