現在の美容室は、ヘアメイク以外にも、エステティックサロン、ネイルサロンなどを併設し、トータルビューティーサロンとしての役割を担ってきています。

その観点から、美容室の店舗デザインのポイントをお知らせいたします。

お客様に望まれる、美容室の形とは

美容室は、ヘアメイクだけではなく、総合的なファッションアドバイザーとして、ドレスや着物の色柄、着こなしなど、総合的で、多様なファッションについてのセンスを求められる場にもなっています。

また、お客様のニーズに合わせて、全身の美容を提供する場として、ヘアメイク以外の、フェイシャル・ボディエステティックや、ネイルなど、頭からつま先までのトータルでのサービス提供を行う美容室も増えてきました。

そのため、美容室も、ヘアメイクスペースのみならず、フェイシャル・ボディのエステが可能なスペースを作ったり、メイクスペースを作ったりと変わってきています。

美容室の客単価アップにつながる方法は?

美容室は、スタッフ一人当たり対応可能な人数は7.8人程度が限度と言われています。売上をアップするには、お客様を増やすだけではなく、客単価を挙げる必要があるのです。

ヘアメイク以外にも、ヘッドスパや、ネイル、エステティックなどの特別な技術提供をして、平均単価を上げることも売上アップのポイントになります。

美容室に必要なスペースとは

一般的な美容室には、基本的に受付、待合、セットコーナー、シャンプーコーナー、消毒室、スタッフルームが必要です。さらに、売上アップを考えるなら、多目的スペース(コールド待ち)、フェイシャルスペース、全身エステルーム、メイクコーナー、カウンセリングスペースなども必要になってくるでしょう。

美容室の店舗デザインの変化

美容室の店舗をデザインする際、以前は店舗の規模に合わせてセット面3台にシャンプー台が1台という割合が多かったのですが、最近はセット面2台にシャンプー台が1台という比率になっています。セット面を減らして、多目的スペースや、特殊技術の待合スペース、お店の特色やセンスを活かす、ディスプレイコーナーを広くとるデザインに変わってきているのです。

今までは美容室は、ヘアメイクを行う場所という認識でした。しかし、最近では、美容室は、全身の美容をアドバイスし提供する場として、変化してきています。美容室の店舗デザインは、センスを活かしたデザインであるとともに、多店舗との差別化を図り、客単価を上げるための特殊技術の提供も考えることが大切であると言えましょう。

業種毎の店舗デザインについて

各業種の店舗デザインについて、下記のページの記事をクリックして、お読みください。

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