ラーメン屋は初期投資も比較的少なく、新規参入者が多い業種で、店舗デザインは庶民的な印象を与える方がラーメン屋に向いています。
ラーメン屋開業の初期費用を抑えるために居ぬき物件を利用する場合も多いと思いますが、以前のお店と印象を変えようと、奇をてらう必要はありません。カジュアルで庶民的な雰囲気の店舗デザインのお店づくりを目指しましょう。
ここではラーメン屋の店舗デザインで留意する点を説明していきます。
ラーメン屋開業に居ぬき物件を利用した際の看板について
居ぬき物件でラーメン屋を始める場合、以前の飲食店のイメージとは違う看板を用意する必要があります。看板は、見やすいように、大きくわかりやすい字で書かれているものが良いでしょう。
ラーメン屋のカウンターについて
ラーメン屋の客席は、小規模店の場合、基本的にカウンターのみで構成することが基本です。
ラーメン屋のカウンターの素材は、無垢材をおすすめします。なぜなら、一般的にメラミン化粧板が使われることが多いのですが、無垢材のカウンターがラーメンをおいしく感じられるからです。 無垢材は高価だと考えられがちですが、高価な一枚板を使う必要はないのです。 比較的安価な集成材(無垢材の小さな木片を合わせてあるもの)などを使うのも一つの方法です。
カウンターの奥行は、箸入れ、調味料入れ、ティッシュなど、カウンターに常備しておくものを考えて決めます。
ラーメン屋の椅子はどんなものが良いか
ラーメン屋は長時間滞在するタイプの飲食店ではありませんので、スツールなど出入りがスムーズになるように、小ぶりで、背もたれや肘掛けの邪魔にならないものが良いでしょう。
ふき取りがしやすい水分をはじくビニールなどの合成皮革の素材を選ぶことも椅子選びのポイントです。
ラーメン店は安価で気楽に入れるお店であること、飲食店として清潔感を保てることが店舗のデザインの大切な要素になるのです。また初期投資を安くするための居ぬき物件を利用したうえで、自分独自のコンセプトを活かす工夫も必要です。
業種毎の店舗デザインについて
各業種の店舗デザインについて、下記のページの記事をクリックして、お読みください。