美容室の内装を発注する場合、一括でデザインや工事を依頼する、一括発注と、それぞれを別々で発注する分離発注の二つの発注方法があります。一括発注にも、分離発注にも、それぞれにメリットやデメリットがあります。
ここでは、一括発注と分離発注について、それぞれの特徴とともに、メリット、デメリットについて、説明していきます。
一括発注の特徴とメリット、デメリット
一括発注は、店舗設計のデザインと、工事を一括で業者に依頼する方法です。設計やデザインから、工事が終了するまでを一括して依頼できるので、信頼できる業者に発注すれば、安心して任せることができ、大変労力と時間が省けます。
一括発注は、元受業者に依頼します。一括発注では、多くの場合、この業者が店舗の設計やデザインを行ってくれます。元受業者とのデザインの打ち合わせは何度も行われます。この打ち合わせの中で、信頼関係が生まれていきます。
一括発注は信頼できる業者に発注できるかどうかが、自分の理想の美容室が作れるかどうかの鍵となります。
分離発注の特徴とメリット、デメリット
一方、分離発注とは、デザインと施工を別々の業者に頼む方法です。全部自分で発注を行い、一つ一つの業者と交渉し、打ち合わせが必要です。そのためすべてが自分の好きなように交渉し作り上げることが可能です。
しかし、発注側がデザインや工事の専門家ではないため、交渉が難しいと言わざるを得ません。またそれぞれとのやり取りに非常に時間が取られる事も考えられます。
一括発注と分離発注、どちらが良いのか？
美容室をオープンするまでには、様々な事に時間も労力も取られます。信頼できる業者に一括発注できるのであれば、デザインや工事を別々の業者に依頼するよりも時間も労力も少なくてすみます。自分で、色々な業者と詳しくやりとりする知識、時間、スキル、労力が無いとお考えでしたら、一括発注をお勧めいたします。
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