カフェを開業するにあたって必要な資金は、以下の3つに分けることができます。 いずれも、専門の業者から見積もりをとることが大切です。

【1】賃貸物件の費用

カフェ開業のために物件を借りる際は、保証金・敷金・礼金・仲介手数料などの諸費用が必要です。 目安としては、家賃の10~12ヵ月程度が相場でしょう。 当然、家賃は契約した月から発生します。 内装工事が遅れるときの可能性も加味し、ゆとりを持ったスケジューリングと資金組みを行いましょう。

【2】工事の費用

内装工事、外装工事、水道・ガス・電気などの設備工事、空調工事、厨房工事などが費用として発生します。 一般的に、内装費用と電気などの設備工事は、同じ業者が一貫して担当するケースが多いです。

居抜き物件の場合は内装にかかる費用が抑えられ、資金の節約が可能となります。 居抜き物件のメリット・デメリットについては「居抜き物件のメリット・デメリットとは?」で詳細を説明してあります。 どうぞご参照ください。

【3】消耗品・制作物の費用

厨房器具や食器、インテリアなどにかかる費用です。 トイレ用品などの細かいものも、合計すると大きな金額となる場合が多いです。 何がどれくらい必要となるか、必ず事前に確認を行いましょう。 また、広告やチラシ、メニューブックの制作費も、この項目に含まれます。 これらは複数の業者から見積もりをとることによって、コストダウンが可能です。

そのほか、カフェのオープンに備えて、食材などの仕入れ費用が発生します。 また、オープン前から働いているスタッフがいれば、給料も必要となります。 開業してから軌道に乗るまでの運転資金も確保しておいたほうが良いでしょう。

ここまで計算をしても、初めてのカフェの開業にあたっては、思わぬ出費が出てくるものです。 予備資金を十分に用意するため、融資を受けるのも一つの手段です。 詳しくは「カフェ開業のための融資について(日本政策金融公庫)」に詳細をまとめました。 どうぞご参照ください。

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