カフェの売り上げを支えるのは、看板となるメニューです。そのため、コーヒーをメインにしたカフェなのか、カレーやパスタ、オムライスなどの主食をメインにしたカフェなのかをまず決める必要があります。また、ケーキ、パンケーキ、フレンチトーストなど、デザート系のメニューをメインにしたカフェもあります。

看板メニューによって、必要な厨房の設備機器や什器が決定し、必要な食材や食器なども決まってきます。つまり、看板メニューが物件や設備、収支を決める要素に繋がります。

ここでは、カフェに大切な看板メニューの決め方について説明します。

自分のこだわりに合わせた看板メニューにする

コーヒーが好きで、こだわりがある方は、看板メニューはコーヒーになるでしょう。しかし、コーヒーだけでは、売上、粗利は低いので、コーヒー豆の販売やセット販売できる商品も考えましょう。コーヒーのこだわりがしっかりと伝わるような店舗内装やディスプレイに、あなたのカフェだけのコーヒーメニューを提供しましょう。

「手作りの○○」や「こだわりの○○」は、今や当たり前になっています。そのため、他店にない品質のメニューを作ることが重要となるため、競合店や看板メニューが同じ繁盛店に調査を行いましょう。調査の上、他店にない品質となったら、看板メニューとして提供しましょう。

立地やニーズから看板メニューを考える

カフェを開業したいけど、看板となるメニューが決まっていない方は、お客様のニーズに合わせた看板メニューを考えましょう。お客様に合わせた看板メニューとは、立地や近隣に住む見込み客の客層から、看板メニューを決めていきます。以下にオフィス街と住宅地にカフェ開業した場合の看板メニューの考え方を紹介します。

オフィス街のカフェの看板メニュー

オフィス街では、ランチの需要が高くなるため、食事を中心にした看板メニューがおすすめです。男性客向けのボリュームがある看板メニューや、女性客向けのオシャレでデザートのセットがある看板メニューを提供しましょう。

オフィス街では、ビジネスマンやOLさんをターゲットにした、カフェBARとして、お酒とナイトメニューを提供することも検討しましょう。

住宅街のカフェの看板メニュー

住宅街では、ターゲットとなるお客様は、ゆったりした時間を過ごしたい方やおしゃべりをしたい方などが多いため、コーヒーやデザート・スイーツを看板メニューにしたカフェにニーズがあります。住宅地は、近隣住民の利用がほとんどになるため、しっかりと市場調査をしてから、看板メニューを決めていきましょう。

繁盛店になるためには、ここにしかない看板メニューを提供すること

席数が多く、レストラン並みの設備を持ったカフェでない限り、特色の無いカフェは繁盛することはできません。なぜなら、カフェレストランのような店舗では、ある程度メニューは揃っており、設備も充実しているために、幅広くお客様の利用用途にマッチすることができるからです。

あなたのカフェでしか食べられないという看板メニューがあることで、お客様が集まります。開業準備より、競合店や近隣店舗、同じ看板メニューのある繁盛店をしっかりと研究し、看板メニューを作りましょう。

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